【TED】天職が見つからないのはどうして?それもあなたの才能であることに気づこう。
「将来何になりたい?」やりたいこと、すべてチャレンジしちゃえばいいじゃない!
こんにちは、なたりー(@earlgreyteco)です。
とうとう梅雨が明けて夏到来って感じですね。。クーラーがんがんつけてタオルケットにくるまって猫と寝ていたいよう。。。
最近の近況と久々にお水のバイトのお茶引き時間に観て感動したTEDのトピックについて。続きからどうぞ!
ベンチャ企業の給与未払い&多発した1円玉ハゲ
祖母が亡くなり、そろそろ四十九日。そんでもってドタバタでベンチャーの会社の社員登用の話も蹴って辞めた私。
辞めたはいいが給与が振り込まれないなどで労働基準監督署に相談したりとドタバタしてました。
仕事のストレスからか1円玉くらいのハゲもいたるところにできて安全な髪の毛の分け目を探すので毎日必死です。後日満額きちんと振り込まれたので安心しましたが。
新規事業の業務を任されていて、時間外労働も多かったのですがその事業が軌道に乗って収益がでたら報酬が出るという話で家に帰ってもせっせと仕事をしていたのでそのことも労基署に相談した際、「タダ働きで使うためのよくある常套句ですね~ベンチャーなどに多いケースですよ。早く辞められてよかったじゃないですか^^」とあっさり回答いただきました(笑)
きちんと契約書も交わしてないし仕方ない…その通りだ。。。
このベンチャー企業の一件で学んだのは雇用関係の際はだいたい賃金を支払う雇い主側は強くなりがちだけれども、雇用される側もただ言われることを受け入れるのではなく最低限の知識を持って主張して自分を守ることの必要性を学びました。
いやはやいろんな会社があるものです。
お茶引き時間でTED鑑賞
ということでメインの収入源がなくなり、久しぶりに昔勤めていたキャバクラに出勤してみました(笑)
たまに働くくらいならあんまりストレスも溜まらないなと感じましたね。
暇だったので待機している間(業界では待機することを古い言い方でお茶引きとかいいますね。待機の間ってお店によってはスマホ触っちゃダメなところもあったりするんですが、自由なところだとキャストの女の子たちはお客様に連絡したりとか、アプリやったりネットしたり各々暇つぶししてます。。)TED鑑賞。
TEDのプレゼンテーションは10分くらいで終わるので待機中にも自己啓発ができるという素晴らしい暇つぶしツール!
いろんなトピックを見ていて目を引いたのがエミリー・ワプニックさんの「 天職が見つからない人がいるのはどうしてでしょう?」というプレゼンテーション。
タイトルの「天職が見つからない人」という部分がまさに自分のことだと思って鑑賞しました。
幼い頃に、「大人になったら何になりたい?」と聞かれた人は多いと思うけど、持った夢をかたくなに追い続ける必要などないし、そして一つに絞る必要もない。
新しく興味が湧いたこと挑戦し、今まで学んだ異なる分野の知識・技術が活かせることもあるのだから、社会も多様性を認めるべきだし多いにチャレンジしていこうよ。といった内容でした。
たくさん夢を持つのは悪いこと?
確かに誰しも周りの大人から「あなたは将来何になりたいの?」と聞かれますよね。親、親戚、高校の先生。
質問する大人はその答えに大した意味を求めていなかったりするんだけど質問される側はうーん、私は何がやりたいんだろう、何になりたいんだろう…と考えこんじゃったりして。
しかもその質問への回答って一つに絞らなくちゃいけないような空気じゃないですか。先日高校生の時に使っていた手帳見つけて開いてみたら夢リストみたいなものが書いてあって声優になりたい!ラジオのパーソナリティーになりたい!法律学んで弁護士になりたい!自分のアパレルブランド立ち上げたい!とかほんといろんな願望が書き込んでありましたよ…いや~今見るとこっぱずかしい…
そして実際、自分はやりたいことが多すぎて、やってみるけどある一定のところまで習得すると飽きてしまったりして。声優にしたって養成所に通ってお芝居やナレーションを学んでみたけど何か違うなと思って一年ほどで辞めましたし…。すごく実力のある先輩が何年も下積みしても芽が出ないところを見て諦めちゃったのもありますね。
でも、そこで学んだ発声だとか、ナレーションの仕方とか外郎売(ういろううりと読み、歌舞伎の演目の一つで発音・滑舌の教材としてよく使われる1人芝居みたいなものです)、人前でプレゼンテーションする際にすごく役に立っているので無駄じゃなかったな~とすごく感じるんです。今にすごく活かされています。
でもやっぱり一つのことを極められなかった、飽きてしまう自分にいけない部分があるんじゃないか?と劣等感みたいなものを感じてしまうことがありました。
- 今やっていることをどうキャリアに結び付けていくか
- 自分が専念し、それで成功しなかった場合のことを恐れて途中でやめてしまう
この考えが、新しい世界に飛び込み続けることを苦しめるとエイミーさんは言っています。
「一つに絞らなければいけない」わけではない。
「あなたは将来何になりたいの?」という質問に対し、何か一つに絞らなくてはいけないという固定的な概念を捨てよう。
・バイオリニストで心理学者
・編集者で、イラストレーターで、教師で、実業家
そんな風にいろんな肩書を持った人はいる。何か一つに専念したスペシャリストだっていて良いし、いろんなジャンルでの知識・経験を持った人=マルチポテンシャライトだっていて良いのだ。
様々なことに興味を持ち、創造を追及する人のことをマルチポテンシャライトだと言うそうです。他に言い換えるなら博学者、ルネサンス人とか。幅広く知識を持つ人といったイメージですね。
人生において何かひとつ自分の生涯を捧げるものを探して見つけ出し従事することが美化される社会の中で、それができない自分に失望する必要はないこと。
マルチポテンシャライトの3つの強み
- アイデアを統合する力→異なるアイデアが交わるところで新しい何かを創造する
- 迅速な学習力→興味を持つとのめり込んで吸収し、初心者であることにも慣れている
- 適応力→場面場面で必要な役割に対応することがきる
方向転換しやすい個人や組織は、市場に合わせてニーズを満たすことができる、と言っています。
天職を見つけた真のスペシャリストと、幅広い知識を持ったマルチポテンシャライトが協力して、仕事していくのだって良いじゃない。様々な問題を解決できるよ。
社会全体においても、型にはまらない創造的な人材が必要で、多様な生き方を認めていくべきだよね!とのこと。
わたしはこのマルチポテンシャライトに当てはまるタイプなので「そのままの自分でいいんだよ。自分の好奇心を追い続けることがあなた自身の本物の人生になるんだよ」とエイミーさんの言葉に勇気づけてもらえました。
たった10分程度のお茶引きの間にすごくすごく背中を押してもらえた気がしました。
ということで、まだまだ諦めず自分の「やってみたい!」というアンテナを信じて頑張ってみます。